OLYMPUS OM-1

オリンパス OM-1です。
超クラシックな一眼レフ。オリンパスOMシリーズについては、こちら
あのライカから改名を迫られるという、かわいそうな子。

実は、このカメラ。
ボクの親父が新婚旅行に行くときに買ったカメラなんです。
ボク、露出とか絞りとか、なーんもわからないのに写真のブログやっててもなーと思いました。
あと、ファインダーがちゃんと使えるカメラが欲しかったんですよ。(笑
自分がVQで撮影する写真が、偶然なのかセンスなのかを確かめたくて。

で、ふと思い出したんですよ。実家にあったなぁと。フル手動のクラシックなカメラが・・・。

親父に電話しました。
「あー。あるけど?壊れてるよ?修理できる人、もういないよ?」

あうち・・・。どう壊れているかと言うと・・・。

OLYMPUS OM-1

ファインダー幕に穴が開いている!!(涙
こ、これじゃ、光が入りすぎて撮影できないじゃないかー!!ここまでとは・・・。

早速、東京のカメラの修理屋さんに問い合わせてみました。
回答は・・・。
「シャッター幕にレンズを通して光が入ったために穴が空いたものと思われます。これはシャッター幕交換はできないため本体ごと交換になります。出来る限りの調整修理です。各部点検修理のお見積は、ボディ修理工賃:26,000円(部品代込・キャンペーン対象外になります)」
「撮影できない」との事でした。(涙

修理出すのはやめました。
いや、26,000円出して修理する価値あるんですよ。多分。
ただ「本体ごと交換」ってのが嫌だったんです。

きっと、このカメラは親父が初めて買ったカメラ。
きっと、将来生まれてくるだろう「息子」を納める目的もあったと思うんですよ。
でも、意外とこのカメラで撮影された写真って少ないんですよ。
ボクは見たことがあまりないんです。

なぜか?答えは簡単。親父の仕事が忙しかったから。
きっと、使いたくても使えなかったんだと思います。
もうひとつは。
きっと、「記録として撮影」することが楽しくなかったからかな?
うちの親父「も」変わり者だし、親子なのでなんとなくわかるんですが・・・。多分、旅行なり外出した時は、ファインダー越しではなく、その場を楽しんでたんじゃないかなーと。
撮影する暇があったら、旅行を楽しんでたと思うんですよ。
仕事が忙しかったから。

ボクはこのカメラを通して、その親父の想いを受け継ぎたかったんですよ。だから「本体交換」なんてしたくない。いや、できない。

親父の代わりに、このカメラでいろんなものを撮影し、親父に見せたいなーと思うんです。だから「一子相伝のオリンパスOM-1」なんです。

33年の時をかけて壊れた「カメラ」。
そして、同じように仕事を頑張りすぎて壊れた(うつ病になった)「息子」。
お互いどこかにポッカリ穴が空いている。
なんかこれも「縁」なのかもなーと。(笑

トイカメラ=ちゃんと写らないかもしれないカメラ。
だとしたら、こんな最強のトイカメラなんて無いですよ。(笑

大切にしたいと思います。

そして、このフィルム1本分撮影して、親父にプレゼントしました。
「おぉ!!なかなか良いやんか!!」

・・・。初めてちゃんと親父に褒めてもらった気がする。(笑

一子相伝の最強のトイカメラ「オリンパスOM-1(シリアルNo.1022229)」。
こういうカメラの楽しみ方も有りですよね。綺麗に写すのだけが写真じゃない。


え?そんな大切なカメラ貰っていいのかって?(笑
いいんです!!今、親父は、「CanonのEOS」とか使ってるから!!!!(笑